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このページでは、編集後記や編集部からのお知らせを掲載していきます。



▼2015年12月1日

予約しておいたiPad Proがようやく届いた。126GBのセルラーモデルである。個人的にベゼル色は、画面内の情報に集中しやすいように黒と決めているのだが、Proと銘打ちながら、3つある本体カラーのうち2つまでのベゼル部分が白なのはどうしたことか? 結局、ベセルが黒となるスペースグレーは品切れで、入荷まで少し時間がかかった。しかし、別に予約したSmart KeyboardとApple Pencilは、今も入荷せず、待っている状態だ。需要予測を誤ったのか、製造が大変なのか、いずれにしても、早めに手元に来て欲しいものである。(K.O.)

モンキーマジックのイベントで目隠ししてクライミングしました。クライマーとナビが2人一組でやるんです。先が見えないとはまさにこのこと、でも足とか重心の感覚が研ぎすまされて、新鮮です。ダイヤローグインザダークっぽい。ナビもずっと方向距離かたちを喋り続けてへとへと。それにしても視覚障害者クライマーは強くてびっくり。(片山)

サボり気味の編集後記。SNSなどに書き込んでいると、ついつい書いた気分になって投稿を忘れてしまう。世界中のネット環境を使える人たちは、総メディア化してしまった様に感じる。先日も現在売れているある人気バンドが、インディレーベルからどうやって売り出すかの方法で、youtubeを利用したと言うドキュメンタリーをテレビ放映で観た。テレビのバラエティ番組でも、面白動画を動画サイトなどから引っ張ってランク付けなどをしている。あるメディアコンテンツを別のメディアで披露しそれをまた別の…。事実、私もそれを話題にしている。(クラマサ)

今度、大阪に遊びに行きます。飛行機で行くのですが、成田空港が遠い!!! こんなに遠いとは思っていなかったです。。。関西国際空港に着いたら、そこから大阪駅に行く道も遠い。。。ちゃんと調べてチケット取ればよかったと後悔です。。(佐藤)

必要があってインフルエンザの予防接種を打ったら、3日間発熱してしまった。5~10%の人に起こる副作用らしい。風邪に似た症状でけっこう辛かったので、いろいろ考えてしまった。インフルエンザの予防接種は効果が期待できないという説もあって、これだけ強い副作用を持つワクチンを3,000円以上の自己負担金で打つということに、なんとなく「ワクチン利権」という言葉が思い浮かんだ。(森屋)


▼2015年11月1日

「サンダーバード」といえば、筆者の年代では子供時代に夢中になったテレビ番組の1つで、人形を使ったSF特撮ドラマの金字塔といってよい。最近では、CGも使った新シリーズがNHKで放映されているが、時代性も採り入れたビジュアルやストーリー展開は、どうしても旧シリーズより安易に感じられる。しかし、最も気になるのは、日本でのシリーズ名だ。原題は"Thunderbirds are go" (サンダーバードたちは準備完了)なので、旧タイトルの「サンダーバード」も単数形ではおかしいわけだが、新タイトルは何と「サンダーバード are go」。公共放送がこんな番組名を許すようでは、幼いうちから英語教育を受けている新世代の子供たちに笑われても仕方ないだろう。(K.O.)

80年代ブームはまだまだ続くのでしょうか。先日はバック・トゥ・ザ・フューチャーのタイムマシンの設定日で盛り上がってたし。中目黒のスヌーピーがテーマのPEANUTS Cafeとかつい行ってしまいました。一方でオリーブ少女の聖地F.O.B COOPが閉店とのこと。当時をライブで体験した身としては甘酸っぱい過去なのでいい加減フタしてしまっておいてほしい気もします。(片山)

バンド活動してます。佐藤です。この間のミーティングで自分の曲が採用されました。12月のライブでお披露目するのですが、歌詞が思い浮かびません。。。いいフレーズ来ぉぉぉぉぉぉい。(佐藤)

今年もあと2ヶ月ですね。個人的に今年は充電の年だったような気がします。モノを作る人間は、モノを作らないと生きていけない(精神的にも物理的にも)。そのためのインプットを身体が欲していたような感じです。まあ具体的に何かをインプットできたというわけでもないのですが、ともすれば近視眼的になりがちな判断を一度開放できたかなと思います。木も見て森も見ないとね。(森屋)

▼2015年10月1日

Appleの秋のスペシャルイベントは確かに新製品のオンパレードであり、本来ならば単体でもかなり魅力的な製品であるはずのiPad mini 4が、実物も見せずにわずかな時間であっさり片付けられてしまうほど出し物が多かった。iPhone 6s/6s Plus、iPad Pro、新Apple TVなども魅力的だが、発表から実際の発売までのインターバルが長くなってきているのが、やや気になるところ。とはいえ、後2者は、対応アプリの準備期間の関係から、致し方ないともいえるのだが。(K.O.)

シルバーウィークでスペインのバレンシアに行ってきました!念願のカラトラバの芸術科学都市も見てきました、キールアーチかと思ったら片持ちだった、さらにえげつない造形でした。バルセロナより食べ物が美味しく、美人が多い気がしました。(片山)

先日、フェレットフェスティバルに行ってきました。ムチムチの大きいフェレット、ジャック君に初めて会ってフェレットではない動物に思えました。フェレットがたくさんいて、パラダイスでした。(佐藤)

「デザイナーズFILE 2016」。、10/9までお申し込み受付中です!
http://pdweb.jp/editorsnote/index.shtml#df2016

最近よく「プレミアム商品」を見かける。通常のラインアップより上位の品質で価格も一番高いコンセプトの商品だ。おそらく、100円の価格帯の商品であれば、150円くらいまでは引っ張れる、と企画されたのではないかと想像できる。ただ、実際のところは、プレミアム感が乏しく、もう少し頑張れと思わざるを得ない商品も少なくない。そんな中で、わりと納得できたのが某粉物チェーン店のプレミアムたい焼き(笑)。もしかするとこれが普通で、通常商品がイマイチだったのかもしれないけれど。そうか、プレミアムというのは普通という意味なのか?(森屋)


▼2015年9月1日

相変わらずクラウドファンディング系のプロダクトは面白く、個人的に支援者となっているプロジェクトもそこそこあるのだが、実際のリリース時期がスケジュール通りに進まないケースが増えている印象だ。場合により、多額のファンドが集まったことを知って加工賃の値上げを要求する製造業者もいたりして、プロジェクトの成立後にもいろいろと苦労はつきまとうようだ。(K.O.)

ジュラシックワールドをMX4Dで観ました。シートがカメラワークに合わせてゆっくり揺れるだけでも映画との一体感があって没入しやすい。背中と足元のバタバタはお化け屋敷みたい。ポップコーン食べてる暇はない、遊園地みたいですねえ。(片山)

9月1日からホテルオークラが、2020年のオリンピックの集客力向上と老朽化対策のために改築休業をする。そして、先のオリンピックの時に来日するゲストのために建築されたそれが、今取り壊されそうとしている。一億総審査委員状態になった、次の東京オリンピックに伴う国立競技場建設からエンブレムデザイン問題。国立競技場も耐震補強などで、モニュメントとして意味も含めて残せなかったものなのか? 1964年の時に描いたような夢は、今回の場合は影を潜めているように感じてならない。(クラマサ)

9/6に新しい家族が家にきます。3歳の男の子で、白系の色味。ずんだと仲良く暮らしてもらえればいいなー。新しい子が来ることはまだお母さんに言えず。。。バレたらうるさそう。。。名前決めないとなー!(佐藤)

9月になりました。そろそろ「デザイナーズFILE 2016」の準備に入ります。最近はオリンピック関連の話題から、デザインに対して少々疑問を抱いている人も少なくないように感じます。確かに、なんとなく「上から目線のデザイン」のような気もします。
デザイナーに限らず、すべてのクリエイターは、一般の人々を満足させるのが仕事だと思います。99%のデザイナーがそれを見失ったわけでなく、クライアントとともに真摯にエンドユーザーと向き合っていることを知っています。デザイナーズFILEにはそんなデザイナーの方々に参加していただきたいと考えています。また、今回より「20代/プロ経験3年未満」のデザイナーを対象に「NewComer」ページも新設します。詳細は追ってpdweb上でご案内させていただきます。
(森屋)


▼2015年8月1日

7月8日から3日間ビックサイトで開催された「ISOT国際文具・紙製品展」のメインイベント「日本文具大賞」のグランプリに、以前pdwebでも取材していただいたことのある燕三条の金属加工メーカー「タケダ」さんからエントリーした山口英文さんデザインのメタルメジャー「MiLLiSECOND(ミリセカンド)」が受賞しました。同製品は、2月に開かれた平成26年度ジャパン・ツバメ・インダストリアルデザインコンクールの最高賞の経済産業大臣賞も受賞しています。プロジェクトを立ちあげたのが2007年のことなので、8年後の快挙となりました。いつのまにかの8年ですが、タケダの「長期的視野」がなければ成立しなかったプロジェクトです。(アキタ)

ソニーのMESHと3Dプリンタで出力した合体用パーツを使って、LEDタグの眼を光らせながら振動モーターをGPIOタグで動かして進む生物的なオモチャを作ってみた。近い将来の小学校の夏休みの宿題なども、こんな感じになっていくのだろうか。(K.O.)

暑いですね、夏だから。土日は山で涼んで平日はパソコンの熱暴走を心配しながらエアコンOFFで汗をかく。さらに自虐的に夏野菜で料理に励んでさらに汗だく。いきものだからね。それにしても暑すぎてセミが鳴かないのが心配です。(片山)

仕事柄か乗り物が好きで、それも結構ハードな乗り換えなどを時刻表で見つけて、楽しむことがある。過去に、熊本から九州新幹線でお目当ての車両で鹿児島を往復する間、復路の時間差を利用して桜島まで行き30分ほど滞在してとんぼ返りをしたことがある。今回はそれほどには短くないが、羽田を0時前に発ち深夜に那覇着で約50時間滞在して、未明便で早朝羽田に帰って仕事に出た。どうなることかと思っていたが、何とかなるものである。(クラマサ)

フェレットのずんだを抱っこして寝ていると、天井に居るゴキブリを発見してしまいました。シューするのも怖くて、オロオロして仕留めてやりました!! 新しく引っ越したばかりなのに。。。(佐藤)


とある鉄道模型屋にぶらりと入り、店内を回ること3周目あたり、今はもう入手不可の1/450スケールのTゲージJR103の4両セットを発見、しかも半額の2,980円。店員に聞くとレールなどはもう在庫がないとのこと。まあネットで探せば何とかなるだろうと買って帰ったが、調べてみるとアメリカとイギリスのネットショップがあるのみ。しかもJR103のセットは約20,000円の値段。よほど好きな人のみの世界となっている様子。車両だけ眺めているのも癪なので、在庫の少ないレールやポイントを両方のショップから購入。2週間後ようやく届いたレールをつなぎ試走。分かってはいたが、まともには走らない。そうなると意地でも低速走行させたくなる。ギア付のマイクロモータを手配したり、以後泥沼にはまりつつある。(芝)

アートディレクターやデザイナーと話していて、よく出るキーワードに「世界観」がある。「グランドデザイン」と言ってもいいのかもしれない。で、2020年の東京オリンピック関連の諸問題。何でこうなったんだろう? やはり最大の問題はリーダー不在にあるのでしょうか。(森屋)



▼2015年7月1日

以前にコラムで紹介したビジュアルスクラップブッキングサービスのPinterestだが、先のアップルのWWDCでピンから直接製品を購入できるBuyable Pin機能が発表され、まずはiOSのPinterestアプリ上に実装されることが発表された。とりあえずはアメリカ国内でのみの展開なのが残念であるものの、個人のデザイン系サイト(のみに留まらないが)の新たなアフィリエイト化の手法として注目される。(K.O.)

21_21動きのカガク展のついでに気軽にサントリー美術館の乾山展見に行ったら、モダンなデザイン、あまりにフリーかつぴしっとキメてて、くらくらしました。7/20まで。かっけーです。(片山)

家の近くでカナブンをいっぱい見かけます。辛いです。あの緑色とこれから格闘日々が始まると思うとげんなりです。美味しいもの食べたりして気を晴らし頑張ります!!(佐藤)

7月1日になりました。1年の折り返しです。さて、デジタルファブ、IoT(Internet of Things)など、新しいコトバが生まれていますが、いつの時代もコトバ先行といいますか、まず「器」作りから始まることが多いように思います。インターネットやスマートフォンも、誕生した当時は新時代の幕開け的な絶賛の声だけではなく、様子見、否定的な意見も少なくなかった覚えもあります。最近ではApple Watchのようなスマートウォッチも賛否両論です。企業、あるいは国家レベルで用意した「器」であっても、それを利用する人々が少なければ、自然消滅していきます。そんな例もこれまで無数に存在します。賢い消費者に向けて何を提案していけばよいのか、これは永遠のテーマですね。(森屋)


▼2015年6月1日

フリーランスライターの常で毎月執筆する原稿量は結構変動するのだが、今月はたまたまいろいろなタイミングが重なって件数、ページ数ともいつになく多い。もちろん、ありがたい話でお断りすることはできないものの、それでご迷惑をおかけしているところがあり、恐縮している。その関係でFabミニ四駆カップの台湾大会の出場車両の準備も進んでおらず、こちらも気掛かりだ。ルールも基本的には日本大会と同じはずだが、中国語で書かれているのでGoogle翻訳にかけて確認しなくては…。(K.O.)

5月分のコラムを書いた後でSONY DESIGN展観て、いろいろ思うところありました。甘酸っぱい青春その他もろもろ。6/14まで銀座ソニービル。ついでに隣のエルメスビルのギャラリーも面白かったです。(カタヤマ)

はじめての編集作業にてんやわんやです。日に日に暑くなってエアコンをつけるか悩む毎日です。これから編集作業と冷感対策を頑張りたいです。(佐藤)

6月は衣替えの季節ですね。弊社のWebサイトも新しい季節に向けて、そろそろリニューアルを考えています。今すぐという話ではないですが、弊社で運営している、ProCameraman.jp、Wannabe.jpも含めて、情報発信の方法を現在に合わせて最適化する時期にきているのかもしれません。
プロダクト、建築、写真、CG/映像、グラフィック、イラスト…日本のクリエイティブ市場全般を視野に入れていますが、すべての情報を網羅するのではなく、それぞれのジャンルから価値あるオリジナルのコンテンツを提案することに今後も注力したいと思っています。弊社のコンセプト「面白くて役に立つ」を忘れずに。(森屋)



▼2015年5月1日

デジタルファブリケーション技術とミニ四駆を組み合わせたFabミニ四駆カップ2015Springに出場し、完走目標のつもりが、マジFabクラス(ミニ四駆キットのパーツのみを利用し、改造パーツやボディをFabマシンで自作)で優勝してしまった。たとえリタイアしても、近年、参加者、観覧者共にこれほど楽しめたイベントは、なかったのではないかと思う。次回は未定だが、半年後くらいには行われそうなので、読者の皆さんにも、ぜひ出場していただきたい。
写真は、マジFabクラスで優勝したBMW Gina conceptもどき(左。ダイハツ コペンのキットをベースにFabした骨格を伸縮性のあるテキスタイルでくるんで作製)。赤い車両は、カルFabクラス(タミヤ純正のグレードアップパーツも使用可でボディ、ローラー、ステーの最低1つをFab)優勝の圓田歩さんの作品。


現在、編集部では編集スタッフを募集しています。デザインや写真、モノ作りに興味のある方は一度お問い合わせください。小さな会社ですので、編集に関する仕事は一通り経験できます。未経験者でもモチベーションのある人なら、一人前のエディターになれると思います。ご興味のある方はこちらのメールアドレスまで、一度お問い合わせください。お待ちしています!(森屋)


▼2015年4月1日

今月は友人からふたつのうれしいニュースが届きました。ひとつはジャパン・ツバメ・インダストリアルデザインコンクールでtakeda design projectから発売された山口英文さんのメジャー「ミリセカンド」が最高賞の経済産業大臣賞を受賞したことです。もうひとつは、セラミックジャパンから発売された南政宏さんの湯たんぽ「yutanpo」がドイツのデザイン賞reddot designaward2015を受賞したことです。ちなみに南さんは、このpdwebデザインコンペの第1回目の大賞受賞者でもあります。ふたつの製品に共通するのは「素材の良さを引き出した」ことにあります。山口さんのメジャーはアルミのムク材を削り出したものです。今までにメジャーではなかった精緻な佇まいです。南さんの湯たんぽは、セラミック製です。セラミックの湯たんぽはこれまでにも存在しましたが、円形をしたモダンな形状は斬新です。デザイナーにとって「素材との出会い」は、新しいイメージを膨らませる格好の機会ですが、ふたりともその出会いを見事に製品に昇華しています。「出会いをデザインする」そういう楽しみが増えました。(アキタ)

ミニ四駆をパーソナルファブリケーションでカスタマイズするプロジェクトが、なかなかに面白そうだが、はまると奥が深いことは確実なので踏み込むかどうかで迷うところ。(K.O.)

今年始まった事務所前の公園造成工事が、ようやく今月末で終わる様子。元々は畑で、農業資材が散乱していて、あまり良い景観とは言えなかったので、どちらかといえば歓迎している方だが。池と流れる川に適度な植林をしてあとは芝生を貼り、適当にベンチなどを配置してと、言葉にすれば良さげに聞こえるかもしれないが、何とも味気ない風景に思う。経年良化に期待するのだが、一度予算を付けて工事した公園はそれなりに管理予算がつくのか、せっかく良い感じになったと思うと、またもとに戻す。つまりこういう小奇麗な公園を好む人が多いという事ですね。(芝)

年度末のせいでしょうか? 今月は寂しい編集後記です。さて、今、別の仕事でモノ作りが行える体験スペースなどを取材しているのですが、パーソナルなモノ作りって、もしそれが本格的な潮流になるとしたら、これは原点回帰ですよね? 家電メーカー、自動車メーカーといった巨人たちの勢いが衰え、一方でデジタルファブリケーションがさらに発展し、個人がモノを生み出すシステムが機能し始めると、とても面白いと思う。巨人と個人がフラットな関係でモノで勝負する。ネットをベースに世界のあり方が変わっていくのかもしれない。(森屋)


▼2015年3月1日

編集後記にしてはやたら宣伝臭が強過ぎて恐縮ですが、3日からビックサイトで開催される「ライティングフェア」で信号電材の系列会社であるSDライティングが、「スマートポール」という照明器具でありながら柱に防犯カメラやプロジェクター、電光掲示板、スピーカーを組み込める「情報集約型照明」を発表します。公園や駅や商業施設での利用を想定していますが、まさに都市のインフラを集約したものといえます。セキュリティーゲートからはじまった公共機器の仕事もひとつの到達点を見たように思います。「頭をぶつけても怪我をしないように」アールを大きくとっている事もありますが、アルミでありながら表情がとてもやわらかい製品に仕上がっています。(アキタ)

エプソンの初代R-D1を今も愛用する身として、レンジファインダーカメラの仕組みを、プリズムなどの複雑な光学系ではなく、撮像素子を用いて再構築したKonost FFカメラ(http://konost.com)が気になる。レンジファインダーカメラでは、その測距メカニズムに一番コストがかかっているので、これを電子的に置き換えられれば、価格的にも買い求めやすくなりそうだ。とはいえ、撮影用の撮像素子はFFの製品名の通りフルフレームサイズの2,000万画素CMOSであり、レンズマウントがライカのMマウントなので、セットで考えるとそこそこの値段にはなってしまいそうなのだが…。(K.O.)

今月榮久庵憲司氏が逝去された。最後にお会いしたのが去年9月コンパッソドーロ受賞記念祝賀会だった。その時は相変わらずの弁舌だったので、急なことであったのかもしれない。私はニュートラルのつもりだが、GKOBの中には「アンチ」の人がいたのも確かである。この事実は常に「デザイナーとは何か」を問うているのだと思う。思想家もデザイナーの領分と考えれば氏の偉大さに気づかされる。デザインという切り口で日本の特質を世界に表現した、強い意志をもってした。そしてそれを世界が評価した。この事実だけで十分偉大であると思う。(芝)

香水、定食屋の甘いレモンティー、夏の終りのひんやりとした風…記憶と連動するさまざまな感覚の中でもこの時期に必ず発動するスイッチがある。「旅立ちの日に」。言わずと知れたこの名曲で、私は学生時代にタイムスリップする。出会いと別れ、不安と希望、みずみずしい春の息吹。この曲を作った先生方のように、偉大な一個人になりたいと願う。(末吉)

ついに、この時がやってきた。憎い花粉の季節。私は1年のうちほとんどなにかの花粉にやられている。そして、みんなと同じように、杉と檜は特に酷い。目は痒いし、鼻はむずむず、体も痒い。マスクを付けて頑張っている。花粉対策のめがねを買わねば!(鈴木)

2月半ばの2日間に渡って開催された「EDGE faculty program」に参加者する機会に恵まれた。これは文部科学省によるグローバルアントレプレナー育成促進事業(EDGE program)の一環により、東大i.schoolの主催で行われた教職員を対象とした内容のものだ。プログラムの本筋は"イノベーション活性化のための人材育成"。今回のものは、インストラクター側として同目的に即した教育プログラムを開発し体験するものだったがそれらの特性から参加人数を絞らねばならなかったようで、美大デザイン学科系からの参加者は私だけだった。結果として…バラエティー豊かな教育機関からの参加者との対話、ワークショップ等を通じ、改めて現在のデザインやイノベーションのためのプログラムの手法が持つ可能性を感じるとともに、新たな課題も見えくる貴重な体験となった。(ナカバヤシ)

2月の最終金曜日に「デザイナーズFILE 2015」の見本が編集部に届きました。自分が紙媒体育ちだからかもしれませんが、やはり本っていいなと思います。見開きページにきっちりとレイアウトされたデザイナーの皆さんの作品を眺めているだけで、気持ちがスっと落ち着きます。同じ作品写真でも、Webメディアで見るとなかなか深く見入ることができません。
紙媒体は写真もテキストも、Webに相当部分を吸収されましたが、やはりスタティックな紙の良さ、本質はWebに置き換えることはできないようです。というわけで、「デザイナーズFILE 2015」が3月初旬より全国主要書店に並びます。よろしくお願いいたします! (森屋)



▼2015年2月1日

昨年から奈良市の依頼である製品についてのパッケージデザインをしています。奈良市は「山」が近い。30分もクルマで走っていると山間に入ります。京都と同様に盆地である事は承知していましたが、市内を観光していた時には気がつかなかった奈良のリアルな姿でした。地図を見ると大阪と奈良の間にある生駒山系の為に、京都を付け根にした二房の果実のように見えてきました。それにしても仕事先が滋賀・京都・大阪・奈良と60歳を境に地元である関西が多いのは不思議な縁です。(アキタ)

iPad 3以降、なかなか新型のフルサイズタブレットに食指が動かず(一応、iPad miniは購入したものの)今に至っているが、薄く、速くなるだけのモデルチェンジも、そろそろ限界が近いように感じる。他メーカーの製品動向を見るに、今年後半のトレンドはハイエンドモデルへの3Dスキャナ機能の内蔵となりそうだ。アップルがこの流れに追従するかはわからないが、次期モデルチェンジでは、そういうレベルのブレークスルーを盛り込むべきときが来ているように感じている。(K.O.)

受験シーズン。本務校の地方会場で試験監督業務。前日からの準備も含めて一泊二日の長野路。往路E7系あさま車内散策でグランクラスを見てしまった。往復の新幹線切符は支給されている。探究心、好奇心と言う誘惑に負け、復路、差額で乗変。上下可変式ヘッドレストや点字表記のシートグリップ、前席に足が届かないくらいのシートピッチ。パワーアシストのコクーンに包まれて極楽極楽の家路。(クラマサ)

プロジェクターで映画を優雅に楽しみたいと、以前から思っていました。でも高価で手が出ない。そこへカジュアル&チープな代物が!! Luckies of Londonの「Smartphone projector」。材料が厚紙なんて気にしません。高画質なんて求めません。楽しめればいいのです。ゲットしたあかつきには、まったりとお家映画館を堪能したいと思います。(末吉)

2015年、今年は一体どんな年になるんだろう、とそんなことを考えていたある日。Facebookで同じ年の友人が「厄除け行きました」という記事をアップしていた。何でだろうと調べてみると、なんと、2015年、私は厄年(しかも本厄)ということが分かった。知らなかった。気にもしていなかった。しかも八方塞だという。地元の友人にそのことを伝えると、「八方塞はマジでやばいらしい」「身内が危険らしい」と危ないことを言い出した。ネットで調べてみたが、いろんな情報が飛び交っていて実のところよく分からなかった。とにかく年女だ本厄だということで、御札でも貰いに行こうということで落ち着いた。あまり気にしない性格なのだが、悪いことは起こらない方がいいに決まっているので早めに行こうと思う。(鈴木)

2020年の東京オリンピックを控え、新国立競技場の建設に向けて現在の国立競技場の解体工事が2月下旬に開始されるというニュースを前に読んだ。ところで新国立競技場はザハ・ハディドによるデザインの修正案でフィックスしたのだろうか? あの修正案が最初からコンペにあったとしたら、はたして選ばれただろうか? どうも妥協の産物のような気がしてならない。まあでも決まったことであれば、その完成に向けて関係者が一丸となって進めばよいのだけど、そういった勢いは伝わってこない。東京オリンピックは建築業界、モノ作り業界だけでなく、さまざまな産業からその経済効果が期待されているはずなので、解体工事が始まったら、東京オリンピックに向けてさまざまな産業が活性化していくことに期待したい。(森屋)


▼2015年1月5日

大阪にある「大阪デザイナー専門学校」に大学時代の課題で作成した作品を寄贈することにしました。「プロダクトデザイナーが学生時代にどうだったのか」はわたし自身も興味があります。プロがまだ「習う側」だったときにどう課題と向き合っていたかは、現在学生である人にとっては興味が尽きないことかと思います。独立後にデザインした製品もわたしの手元に残っているものは寄贈して、40年間の変遷を見てもらおうかと思っています。わたしの2015年は自分自身の「アーカイブ」からスタートです。(アキタ)

2015年は、さらに2台のコンシューマー向け3Dプリンタが(願わくば、第1四半期中に)手元にやってくる予定だ。すでに、玩具から実用品、補修部品、プレゼントなどの造形に大阪の自宅で大活躍しているツールだが、今後は実家にも置いて上京時も必要な時に使える態勢を整えようと思っている。(K.O.)

年末、いきあたりばったりで岐阜県の瑞浪の岩場で地元の友人の友人の案内付きでクライミングして、翌日雨だったので妻籠から奈良井宿へ。これまた地元の友人の案内で、雪景色の良い旅を楽しませていただきました。2015年も健康で良い出会いを活かして、ラッキーでハッピーで結果オーライで過ごしたい、と思います。(片山)

2014年、忙しさは変わらなかったが、後半にきてリストラの効果が出始め、少し気分が楽になった気がする。ようやく趣味への熱も上がってきた。きっかけはソニーのα7s。この超高感度カメラの登場で、今まで遠ざかっていた天体写真を再度やる気になった。以来新型赤道儀やらレンズやらと散財の日々が続く。それにしもちょっと離れていた間にこの世界は激変していた。画像処理のデジタル化は分かってはいたが、とにかくパソコンなしでは何もできない。望遠鏡の制御ぐらい古いパソコンでよかろうと思っていたらとんでもなかった。星を見上げるよりパソコンの画面を睨む日々が続きそうだ。(芝)

私にとって昨年は、パクチー愛に気付いた年でした。調べてみると豊富な栄養とあの独特な香りによりさまざまな効果があるらしい…デトックスやアンチエイジング、二日酔い防止など。うわ、まさにアラサー女の味方! 私の意識の及ばぬところで、身体が救いを求めていたようです。ありがとうパクチー。今年もごひいきに。(末吉)

1日、1週間、1ヶ月、1年と、振り返るってみると本当にあっという間で、1年間いったいどんな風に過ごしてきたか、分からなくなってしまう。手帳を開いてみても、予定が書いてあるだけで誰と過ごしたか、どんな風に過ごしたか、そのとき、どんな気持ちでいたかなど、メモしていないので、思い出に浸ることもなかなかできない。2015年は、日記を書くことに挑戦してみようと思う。2015年の年末にはいろいろあった1年だったと思えるように。(鈴木)

明けましておめでとうございます。今年もプロダクト、インテリア、建築など、立体デザインの最先端をお伝えしていきたいと思います。
pdwebは今年で9年目になりますが、メディアとして、発信する情報の選択が徐々に上流に向かってきたことにお気づきだと思います。完成して市場に並ぶプロダクト、製品そのものより、そのワークフローへ。ワークフローから道具や素材へ。そして最後は作り手である人です。今年も「人」を軸に、モノ作り業界全体を見渡せるメディアを目指していきます、本年もよろしくお願いいたします。
(森屋)



●2014年の編集後記のバックナンバーは以下まで
http://pdweb.jp/editor/2014_index.shtml

●2013年までの編集後記のバックナンバーは以下まで
http://pdweb.jp/oldpdweb/editor/editor.shtml

●2013年までのお知らせのバックナンバーは以下まで
http://pdweb.jp/oldpdweb/editor/index.shtml

●2013年までのpdwebメールマガジンのバックナンバーは以下まで
http://pdweb.jp/oldpdweb/editor/mail_mag.shtml


 


「デザイナーズFILE 2016」刊行のご案内とお願い

イラスト
▲「デザイナーズFILE」2011年から2015年度版までのバックナンバー

本年も、2016年3月の刊行を目指し、「デザイナーズFILE 2016」の制作を計画いたします。

本書はプロダクト、工業、インテリア、建築を網羅した「立体デザイン」の総合的な年鑑であり、
業界唯一の定番本としてご評価をいただいております。
掲載者の皆様からは、新規の仕事に結びついたとの声もいただいております。

皆様のこの1年間の仕事の足跡、日本のデザインの2015年の記録として、
ぜひ製品や作品を掲載いただければ幸いです。

・お申込み締切日
10月9日(金)
・お申し込みメールアドレス
df2016@pdweb.jp
掲載料31,000円(2ページ見開き。税込)


●仕様
書名:「デザイナーズFILE 2016」
プロダクト、インテリア、建築、空間などを創るデザイナーズガイドブック

体裁:B5判/オールカラー/300ページ
本体価格:3,100円 [本体2,870円+税]
刊行予定日:2016年3月
発行部数:3,000部(予定。献本分含む)

取り扱い出版社
ボーンデジタル(旧社名:ワークスコーポレーション)
http://www.borndigital.co.jp/

全国有名書店およびamazonなどネット書店系にて発売。

●ご参考:昨年度版アマゾン販売ページ
http://www.amazon.co.jp/dp/4862462642


・昨年版の目次(掲載者一覧)、プロダクト/建築冒頭各6ページ
http://www.pdweb.jp/data/df2015_sample.pdf


●掲載料と献本数

○31,000円(消費税込み)
B5判カラー見開き2ページ(2ページ以上のご参加も可能です)。
※銀行振込、ネットからのクレジットカード、PayPalのご利用が可能です。

○献本数:10冊(掲載料と同額の冊数を献本させていただきます)


●新企画「New Comer 2016! 期待の新人デザイナー」

今回より「新人デザイナー枠」を設けます。
掲載条件は「20代限定、プロ経験3年未満」となります。
若手デザイナーの皆様のご参加をお待ちしています。

「New Comer 2016!」は1ページ掲載となります。
掲載料:15,000円(消費税込み)。


●刊行に先立ち、掲載お申し込みを受付させていただきます。

10月9日(金)までに「掲載申し込み」のご連絡を
下記メールアドレスまでお願い申し上げます。
受付後、追って詳細、スケジュールをお知らせいたします。

df2016@pdweb.jp


※なお本書はプロフェッショナルのデザイナーを対象としております。作品、Webサイトなどを拝見し、編集部による審査を行わせていただく場合がございますので、あらかじめご了承願います。

●お申し込み締め切り日
2015年10月9日(金)

○刊行が決定した時点で掲載料をお振り込みいただき、制作作業に入ります。

※お申し込みが予定人数(120組)に達しない場合、計画を中止する場合がございます。予めご了承いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

〇ご不明な点はメール(df2016@pdweb.jp)、もしくは電話(03-3375-5395) にてお気軽にお問い合わせください。


以上、皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。


デザイナーズFILE編集長
森屋義男
(2015年9月16日更新)


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