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コラム

坂井直樹のデザイン色眼鏡

第27回:ホンダとカブクが3Dプリンタを使い、鳩サブレーで知られる「豊島屋モデル」を製作
ブランド表現としてのEVカーのカスタマイズ手法


坂井直樹さんのコラム「デザイン色眼鏡」では、コンセプター坂井直樹さんに、モノをメインにデザインを取り巻く状況を語っていただきます。

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[プロフィール]
坂井直樹:コンセプター。株式会社ウォーターデザイン代表取締役。1947年京都生まれ。19歳で渡米し、サンフランシスコで「Tatoo T-shirts」が大ヒット。帰国しテキスタイルデザイナーとして活躍した後、80年年代後半に「Be-1」(日産自動車)や「O-product」(オリンパス)のコンセプトを手掛け脚光を浴びる。その後もau design projectで数々の先進的な携帯電話のデザインをプロデュースするなど、コンセプトからデザインまで革新的なビジネスをクリエイティブしている。


●「MC-ベータ」を3Dプリンタでカスタマイズ

ホンダは10月4日、3Dプリンタを使ったデジタルものづくりプラットフォーム「Rinkak」を運営するスタートアップ企業カブクと協業し、3Dプリンタを使ったクルマ「マイクロコミューター豊島屋モデル」を製作した。

「鳩サブレー」で知られる豊島屋のカスタマイズ車両を作り、CEATEC JAPAN 2016で展示。各企業がそぞれのオリジナルのパッケージでEVカーを作り出すと面白くなる。また企業のブランディングの新しいプラットホームになる可能性もある。

カスタマイズ車両は、超小型電気自動車「MC-ベータ」をベースに、カブクが提供するカスタマイズ商品をオンデマンドでデジタル製造する「Rinkak マス ・カスタマイゼーション・ソリューション」を使用して実現したもの。

外装部品や荷室は3Dプリンタで作っている。シートには鳩サブレ柄をプリント。立体的な豊島屋のロゴも付いている。このようにブランドの表現としてEVカーのカスタマイズが活用される時代になる。最新の3Dプリンタを用いることで、クルマの外装のような大型の部品も作れるようになった。開発期間は約2カ月。

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「マイクロコミューター豊島屋モデル」の構成パーツ(クリックで拡大)


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「マイクロコミューター豊島屋モデル」(クリックで拡大)

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同リアパネル(クリックで拡大)

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収納スペース(クリックで拡大)

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3Dプリンタによるリアゲートのカスタマイズ(クリックで拡大)

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フロントグリル(クリックで拡大)

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エンブレム(クリックで拡大)




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